ゴー宣DOJO

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泉美木蘭
2015.6.17 15:46

恋人の浮気が発覚したとき


ふーむ。
恋人(アイドル)の浮気が発覚したとき、
恋人よりも、恋人の浮気相手に対して、「許せない!」という感情を
持つことがあるのか。
もし仮に、その浮気相手が私の友人で、私と彼の関係を知ってのこと
だったりしたら、そりゃあ2人とも許せなくなるだろうけど…

私、実際に浮気された体験があるんだよね。
でもその時、相手のほうはどうでもよくて、ひたすら恋人本人への
全幅の信頼が崩れたという事実にショック受けてたなあ。
「なんだ、あれもこれも調子のいいこと言ってただけなんじゃん…」
みたいな。
女って相手に勝手に夢見てしまいがちですから、
その勝手に見てた夢と、現実とが大きくかけ離れてたという事実を
突きつけられる衝撃に晒されたといいますか…。

でも、この「勝手に見ちゃった夢」を吹き飛ばされて、
現実を直視させられるショックに耐えられないとなると、
矛先を浮気相手のほうへ切り替えて、
「彼は悪くない、相手が悪いんだわ!」
なんて、思い込む方向へ逃避するしかなくなるのかも??
でもそれって、あくまでも自分本位であって、
恋人本人の意思や状況を無視するようなものだから、
またいずれ、そのひずみが大爆発する時が訪れそうだ。

うーむー。
しかし、大好きなアイドルが、イケメンヤリチンアイドルと
箱根の高級旅館の個室露天風呂で、
あんなことやこんなことをしたあと、浴衣着て乳タッチのうえ
ツーショットなんつう現実を直視するのは、そりゃ、つらいわなー。

とくに写真は、衝撃がでかいよね。気持ちはわかる。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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